カネボウ ケイト ムーンプレストブライトパウダー 02の質感比較

目次

概要

キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー Abloom、キャンメイク イルミネイティングフィニッシュパウダー Abloom。ケイトのムーンプレストブライトパウダー レフィル 02 フルカバームーン 11gは、欠点をぼかしつつ肌の立体感を引き出す仕上がりの方向性が特徴で、光の効果で毛穴や凹凸、色ムラを自然に整えながら、くすみを拾いにくい均一な質感へ寄せやすい点が魅力です。対してキャンメイクの2種は軽やかな粉質と柔らかなヴェール感で、素肌の明るさや血色をほんのり補うニュアンスが得意。イルミネイティングはツヤの演出、マシュマロはふわっとしたソフトマットで、素肌感を保ちつつ透明感を押し上げます。02フルカバームーンは名の通りカバー方向へ一歩踏み込み、重ねても厚みが出にくいコントロール性があり、テカリを抑えながらサラッとした触感をキープしやすいのが使い勝手の差。肌の凹凸や小鼻まわりの粗さを均し、頬の高い位置にはやわらかな光を残すので、顔全体のメリハリが整い、写真写りの安定感にもつながります。日中のメイク直しでは、ブラシで全体のトーンを整えたあと、パフで気になる箇所のみポイント的に重ねると、ムラなく仕上げやすいのも強み。キャンメイクは広範囲を一度に薄く整えるのが得意で、素早いリセットに向くバランス。仕上がりの嗜好がツヤ寄りかソフトマット寄りか、肌悩みの目立ち方が色ムラ中心か凹凸中心かで、選択の相性が分かれます。まずは、求める透明感とカバー度の落とし所をイメージしながら、続きの比較へ。

比較表

機種名(固定文言) カネボウ ケイト ムーンプレストブライトパウダー レフィル 02 フルカバームーン 11g キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー Abloom キャンメイク イルミネイティングフィニッシュパウダー Abloom
画像
ブランド カネボウ ケイト キャンメイク キャンメイク
製品名 ムーンプレストブライトパウダー レフィル 02 フルカバームーン マシュマロフィニッシュパウダー Abloom イルミネイティングフィニッシュパウダー Abloom
タイプ プレストパウダー プレストパウダー プレストパウダー
内容量 11g 10g 10g
カラー 02 フルカバームーン 複数色展開 複数色展開
仕上がり カバー力高め ふんわりマット ツヤ感重視
ケース有無 レフィルのみ ケース付属 ケース付属
UVカット効果
肌タイプ適性 普通肌~混合肌 普通肌~乾燥肌 普通肌~乾燥肌
パフ付属
持ち運び ケース別売 コンパクトケース入り コンパクトケース入り
仕上がり質感 セミマット マット グロウ
カバー力 高め 中程度 軽め
透明感 ややあり あり 強め
粉質 微細 柔らかめ しっとり
仕上がり持続 長時間 中程度 中程度
香り 無香料 無香料 無香料
リフィル対応
発売形態 レフィル単体 ケース入り製品 ケース入り製品
仕上がり用途 カバー重視 ナチュラル仕上げ ツヤ演出
国内展開
持ち運び利便性 ケース別途必要 携帯しやすい 携帯しやすい
粉飛び 少なめ ややあり ややあり
肌なじみ 自然 自然 自然
仕上がり印象 均一な肌 ふんわり肌 艶やか肌

比較詳細

カネボウ ケイト ムーンプレストブライトパウダー レフィル 02は、ひと塗りで肌の凹凸と毛穴の影をふわっとぼかしつつ、月光のような穏やかなつやを乗せる仕上がりが印象的です。マットに寄せつつも「平板」にならないのが特徴で、頬の高い部分や鼻筋に自然な光が残るので、顔立ちがのっぺりせず、昼の自然光でも夜の室内照明でも好バランスに見えます。粉の粒子感はきめ細かく、肌にのせた瞬間にすっと馴染む速さがあり、上から軽く重ねても重さが出にくいです。

キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー Abloomは、透明感の演出が巧みで、くすみを跳ね返すように肌色のムラを整えるのが得意です。ベースメイクの上にのせると、ふわふわのヴェールが一枚足される感覚で、マット寄りの質感ながら光を完全に消し切らないため、清潔感のあるやわらかな印象になります。粉体は軽く、皮脂に触れてもヨレにくいので、夕方の化粧直しも短時間で整います。

キャンメイク イルミネイティングフィニッシュパウダー Abloomは、光の微細な反射で肌を明るく見せる「磨いたようなつや」が出ます。マシュマロに比べると発光感の主張が一段強く、写真や白色LEDの下でも艶が曇りにくいのが体感的な違いです。ほんのりパールが入っているため、ハイライト的な効果が顔全体に薄く広がり、頬骨や目の下のゾーンがいきいきと見えるのが魅力です。

素肌の見え方にフォーカスすると、ケイト02は「色ムラ・毛穴の影・小じわの溝」を総合的に均すイメージで、すべてを消し込まずに自然さを残しつつ美肌に寄せる方向です。マシュマロAbloomは「肌のトーンを均一化」する力が強く、赤みや黄ぐすみのバランスを穏やかに補正してすっきり整えます。イルミネイティングAbloomは「明度アップ+つや補正」が主役で、光で飛ばしながら立体感を出す作りです。

毛穴の目立ちやすい頬・鼻まわりで比べると、ケイト02は毛穴の輪郭がふんわりと曖昧になり、遠目でも近距離でも粗が気になりにくい仕上がりになります。マシュマロAbloomはマットのヴェールで毛穴の黒い影を薄くする方向で、さらさら質感が続くためテカりに強い印象。イルミネイティングAbloomは密度のある微光で毛穴の影を飛ばしますが、つやが乗るぶん、光源によっては凹凸が部分的に拾われるため、塗布量の調整が鍵になります。

皮脂と汗への耐性では、ケイト02は吸着感のあるサラサラが長持ちし、昼過ぎの皮脂分泌が増えてきても小鼻のテカりが抑えられます。マシュマロAbloomはドライタッチが続くので、皮脂の多い日でもベースの崩れ方が穏やか。イルミネイティングAbloomは発光感を保ちながら崩れにくい設計ですが、強い皮脂環境では光の足し方次第で小鼻のつやが「テカり」に見えやすく、薄く均一に敷くのがコツです。

色補正の感覚は、ケイト02が「フルカバームーン」の名のとおり色ムラや赤みをしっかり目に整える方向で、ファンデの色の上に乗せてもトーンが乱れにくい安定感があります。マシュマロAbloomは多色の調和で全体をクリアに見せ、厚塗り感が出にくいのに顔色が明るくなるため、下地が薄い日でも頼れます。イルミネイティングAbloomは明度を持ち上げて血色の陰りを飛ばし、光のレフ効果で目元のくすみが軽くなるのを実感しやすいです。

実際に屋外・屋内・撮影と切り替えて使うと、ケイト02は自然光下での肌の均一感が突出し、近距離でも粉っぽさが見えにくいので対面のコミュニケーションに向きます。マシュマロAbloomは蛍光灯やオフィス照明でくすみが出にくく、長時間座る環境での安定性が魅力。イルミネイティングAbloomは写真・動画映えがよく、リングライトや白色LEDでも艶が死ににくいので、SNS用の撮影やイベントに適しています。

つけ心地の軽さは、ケイト02が「肌に密着するのに重くない」中庸の心地よさで、パフで押さえると薄膜が均一に伸びます。マシュマロAbloomは空気を含むようなふわっとしたタッチで、素肌に布をまとったような軽さ。イルミネイティングAbloomは微細パールの分、塗布時にわずかな滑りがあり、ブラシで払うと均一な光膜に整います。

再塗布の扱いやすさでは、ケイト02はテカりが出た部分に重ねても局所的に厚みが目立ちにくく、毛穴の影を再びぼかせます。マシュマロAbloomはお直しの一手で全体のトーンが素早く整い、頬の乾燥が気になる時もふわっと補えるのが便利。イルミネイティングAbloomは足りない光だけを補うように、頬骨と目の下中心に薄くのせると、くすみがふっと抜けて顔全体が新鮮に見えます。

粉飛びやキメ浮きは、ケイト02が最も抑えやすく、鼻横の細かい部分も粉がたまらず滑らかに見えます。マシュマロAbloomは乾燥が強い日だと口元のキメにわずかに粉が入りやすいことがあり、保湿をしっかりしてから乗せると一気に安定します。イルミネイティングAbloomはパールの光でキメの縦線が目立ちにくくなる一方、塗りすぎると光りすぎに傾くので、ブラシで薄くコントロールするのが最適です。

仕上がりの方向性を一言で整理すると、ケイト02は「毛穴と色ムラをまとめて均し、控えめなつやで美肌に寄せる万能型」。マシュマロAbloomは「ふわっと軽いヴェールで透明感を底上げする清潔感マット」。イルミネイティングAbloomは「微光のレフ効果で顔立ちを明るく見せるつや偏光」。好みとシーンにあわせて選ぶと、体感差は明確に出ます。

個人的な使い分けは、日常使いで「肌を近距離で綺麗に見せたい」日はケイト02をメインに、打ち合わせや長時間のデスクワークではマシュマロAbloomでトーン維持を優先、撮影やイベントではイルミネイティングAbloomを薄く広げて華やかさを足す、という流れがしっくりきます。どれも上から重ねても重くならないので、昼と夜で表情を変えたい時にも扱いやすいです。

香りや粉の感触に違和感はほぼなく、ブラシ・パフのどちらでも仕上がりを調整しやすいのが三者共通の良さです。ケイト02は付属ケース使用で鏡つきの運用が快適、粉の密着力が高いので持ち運び中も崩れにくい印象。キャンメイクの2種は軽いコンパクトで鞄の中でも邪魔にならず、気づいた時にサッと直せる俊敏さが魅力です。

肌タイプ別に感じた向き不向きは、皮脂が出やすい方はケイト02かマシュマロAbloomのさらさら設計が合いやすく、乾燥が気になる方はイルミネイティングAbloomの微光+なめらか膜で粉っぽさを避けやすいです。赤みやくすみを効率的に整えたいならケイト02、全体を軽くリフレッシュするならマシュマロAbloom、華やかさを一匙足したい日はイルミネイティングAbloomが心地よくハマります。

総合的に、三者は単なる「同じフェイスパウダーの置き換え」ではなく、仕上がりの思想が異なるため、使い分けるほど肌の見え方に差が出ます。特に、光の扱い方と毛穴のぼかし方に体感差があり、好みの印象に合わせて選ぶ価値が明確です。私の手元では、素肌感を残しつつも欠点を上手に包みたい日はケイト02が最適解で、清潔感と持続力を両立したい日にはマシュマロAbloom、顔色を一段明るくしたいならイルミネイティングAbloomが頼れる相棒でした。

「カバーしながら透ける」「ぼかしながら艶めく」「整えながら軽い」三つの軸の違いを実感できるので、ベースメイクの仕上がりを趣味に合わせて設計する楽しさが増します。鏡の前で仕上がりの方向を決めるだけで、いつものメイクがぐっと洗練されるはず。使うほど自分の顔立ちに合うポイントが見えてくるので、今日の光、今日の肌、今日の気分で、最適な一枚を選ぶのが心から楽しくなります。

まとめ

最も良かったのはケイト ムーンプレストブライトパウダー レフィル 02。肌にのせるとまずテカりを穏やかに抑えつつ、毛穴や凹凸の影をふわっとぼかす「月光ツヤ」が自然に乗り、厚塗り感なくフルカバー寄りの均一さに整う。午前中に仕込むと昼過ぎの小鼻まわりでも崩れが軽く、Tゾーンだけスポンジで軽く押さえれば十分だった。色はニュートラル寄りでファンデの上からでも浮かず、首との境目も馴染むので写真写りが安定する。次点はキャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー Abloom。5色を渦巻きでとるとくすみ払いとトーンアップが両立し、肌の質感はマット寄りのさらふわ。肌荒れ時はやや粉感が出やすいが、保湿系下地と合わせれば日中も上品さが続く。最後にキャンメイク イルミネイティングフィニッシュパウダー Abloom。微細パールで透明感と光の回り方が綺麗。頬の高い位置はとても艶やかだが、カバー力は控えめなので赤みや毛穴は下地・コンシーラーで整えてから重ねるのが前提。ベストチョイスはケイト 02。日常使いの完成度、写真での安定感、崩れにくさの三拍子が揃い、一本軸で仕上げを任せられる。肌色補正や明るさが欲しい日は、マシュマロ Abloomを全顔に薄く、ポイントの艶だけはイルミネイティングを頬上や目尻に重ねる組み合わせが実用的だった。

引用

https://www.nomorerules.net/pickup/moon_pressed_bright_powder/

https://www.canmake.com/item/detail/131/

https://www.canmake.com/item/detail/182/


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