目次
概要
ビオレ メイク持続シート うるピタ肌/ビオレ メイク持続シート さらマット肌 <超オイリー肌用>。本稿の主役は、メイクの上から使えるさらマット肌持続シート 30枚。朝仕上げた質感を崩さずに日中のテカりや凹凸を整えたい人に向けて、3タイプの性格を素直に比べます。うるピタ肌は乾燥起因のヨレが気になる人に、ファンデ密着を意識した仕上がりで、肌表面をしっとりなめらかに保ちつつメイクの一体感を高めます。さらマット肌 <超オイリー肌用>は皮脂過多のシーンで力を発揮し、広範囲のテカりを素早く押さえて、Tゾーン中心のベタつきをまとめて扱いやすくします。そして本機種は、日中の軽い崩れや毛穴目立ちを狙って、皮脂由来のテカりを抑えながらサラっと均一な質感を引き戻す立ち位置。ポイントは「メイクを落とさず」押さえる使い方による再現性で、短時間で仕上がりを立て直せること。使う場面は、昼前後のテカり出だしや、頬のヨレ・小鼻周りのにじみが気になり始めたタイミング。仕上がりの方向性はサラっと寄りで、適度に凹凸をならす印象。しっとり優先ならうるピタ肌、強力な皮脂対策なら超オイリー、汎用性とスピードのバランスは本機種、という整理になります。まずは普段の崩れ方と、直したい質感をイメージして読み進めてください。
比較表
| 機種名(固定文言) | 花王 ビオレ メイクの上からさらマット肌持続シート 30枚 | ビオレ メイク持続シート うるピタ肌 | ビオレ メイク持続シート さらマット肌 <超オイリー肌用> |
|---|---|---|---|
| 画像 | |||
| ブランド | 花王 ビオレ | 花王 ビオレ | 花王 ビオレ |
| 製品タイプ | クレンジングシート | クレンジングシート | クレンジングシート |
| 枚数 | 30枚 | 30枚 | 30枚 |
| 用途 | メイクの上から皮脂吸収 | メイクの上から保湿持続 | メイクの上から皮脂吸収強化 |
| 仕上がり | さらマット肌 | うるおい肌 | 超さらマット肌 |
| 対象肌タイプ | 普通〜オイリー肌 | 乾燥〜普通肌 | 超オイリー肌 |
| 持続効果 | 皮脂抑制持続 | 保湿持続 | 強力皮脂抑制持続 |
| 使用シーン | 日中メイク直し | 日中メイク直し | 日中メイク直し |
| 香り | 無香料 | 無香料 | 無香料 |
| シート素材 | 柔らか不織布 | 柔らか不織布 | 柔らか不織布 |
| サイズ | 標準サイズ | 標準サイズ | 標準サイズ |
| 携帯性 | コンパクトパッケージ | コンパクトパッケージ | コンパクトパッケージ |
| 開封方式 | シールタイプ | シールタイプ | シールタイプ |
| 皮脂吸収成分 | 皮脂吸収パウダー | なし | 皮脂吸収パウダー強化 |
| 保湿成分 | なし | 保湿成分配合 | なし |
| メイク崩れ防止 | あり | あり | あり |
| 肌へのやさしさ | 低刺激設計 | 低刺激設計 | 低刺激設計 |
| 使用後の肌感触 | さらさら | しっとり | 超さらさら |
| パッケージカラー | ブルー系 | ピンク系 | グリーン系 |
| 発売形態 | 通常販売 | 通常販売 | 通常販売 |
比較詳細
花王 ビオレ メイクの上からさらマット肌持続シート 30枚は、ベースメイクの上から軽く押さえるだけで、皮脂によるテカりを素早く落ち着かせ、表面がふわっとマットに整うのが持ち味。朝仕上げたファンデが日中に毛穴落ちしてきたとき、Tゾーンへぎゅっと数秒押し当てると、粉を重ねたときのようなドライ感ではなく、薄膜のベールが乗ったように凹凸がならされる実感がある。指で触るとサラサラなのに、見た目は粉っぽすぎないので、会議前の短時間のリタッチに向いていると感じた。
一方、ビオレ メイク持続シート うるピタ肌は、同じくメイクの上から使えるが、仕上がりの方向性が異なる。皮脂を吸ってテカりは抑えるものの、触感はしっとり寄りにまとまり、頬や目周りの乾きが出やすい人でもツッパリ感にならない。この「うるピタ」は、ファンデの密着感が復活する感じが強く、薄く崩れた部分がぴたっと落ち着いて、艶がほんのり戻る。午後の乾燥による粉浮きが気になる日は、こちらの方が好みだった。
さらに、ビオレ メイク持続シート さらマット肌 <超オイリー肌用>は、皮脂量が多いシーンに特化した設計。使用感は攻めのマットで、Tゾーンや鼻横のテカりが強いときに頼りになる。押さえた直後からキュッと引き締まるようなサラつきがはっきり出て、光りやすい小鼻周辺も落ち着きが長続きする。ただ、頬や口元まで広範囲に使うと、肌質次第ではドライに寄りやすいので、超オイリー用はゾーン使いに徹した方が仕上がりが安定した。
「さらマット肌持続シート 30枚」は、使い方が簡単で、折り返して新しい面を当てながらポイントで圧着するのがコツ。肌を擦らず、押して離すリズムを守ると、ファンデが動きにくい。日中の皮脂がにじむタイミングで使うと、毛穴の目立ちがふっと和らぎ、台紙の厚みと液のバランスがちょうどよく、持ち歩き用に出番が多かった。特にマスクの着脱後、鼻先のテカりだけを素早くリカバーしたいときに、仕上がりの清潔感が取り戻しやすい。
「うるピタ肌」は、保湿方向に寄る分、頬中心のメイク崩れに効きやすい。クッションファンデや艶ファンデを使っているときに相性がよく、粉の重ね直しを避けたい場面で助かる。押し当てた後の肌は、しっとり感が残るがベタつきではなく、メイクの密着を底上げする感じで、「崩れが落ち着いたのに艶は生かされる」というバランスが取れている。乾燥でひび割れやすい目尻付近も、こちらだと違和感なく整えられた。
「超オイリー肌用」は、皮脂がとにかく湧きやすい日や、照明下・撮影前など高いマット性が欲しいときに真価を発揮。ハイライトの光感まで抑え込みやすいので、艶演出を残したいメイクとは目的がズレる場合がある。一方で、崩れやすい鼻頭や眉間は、これでギュッと押さえるとテカり戻りが遅く、長時間の外出でも安心感が違う。肌に触れた瞬間からサッと乾いて軽くなるので、真夏の屋外シーンで重宝した。
体感できる差で言えば、三者の違いは「触感」と「見た目の質感の完成度」。さらマット肌持続シートは、サラに振り切りすぎず、自然なマットに着地する。うるピタ肌は、しっとり側に倒し、艶もほどよく残す。超オイリー用は、テカりカットの強度が頭ひとつ抜けている。使うゾーンと季節で選び分けると、仕上がりの満足度が上がるのを実感した。
メイクへの影響も微妙に違う。さらマット肌持続シートは、パウダーを重ねたような粉感が見えすぎず、近距離でも厚ぼったい印象になりにくい。うるピタ肌は、密着感を底上げするため、コンシーラーのエッジがなじんで線が目立たなくなる。超オイリー用は、余分な光を切るため、ブラーが強く効いて毛穴の影が気にならなくなるが、艶ハイライトの効果は抑えられる。
使用後の持続に関しても差が出る。さらマット肌持続シートは、デスクワーク中心なら夕方まで落ち着きが続きやすく、移動が多い日は昼過ぎに一度リタッチすると安定。うるピタ肌は、空調下でも頬の粉浮きを起こしにくく、しっとり質感が長めに続く。超オイリー用は、屋外や蒸れ環境でもテカり戻りが遅く、特に鼻先は持続の体感が高い。
肌負担の印象は、擦らなければどれも穏やかだが、乾燥しやすい人は超オイリー用の広範囲使いに注意。頬はうるピタ肌、Tゾーンはさらマット肌持続シートか超オイリー用、といったゾーニングが快適。面ごとに仕上がりの狙いを切り替えると、顔全体の質感が揺れずにまとまりやすい。
使い勝手で差を感じたのは、シートの折り返しやすさと液のなじみ方。さらマット肌持続シートは、折って当てても液がムラになりにくく、同じ面で何度も使わなければファンデの転写が目立たない。うるピタ肌は、しっとり方向なので、1回で決めにいく方が仕上がりが均一。超オイリー用は、数秒しっかり圧着して離すと、皮脂の抜けが実感しやすい。
においの強さや色移りの心配は、どれも少なく、外出先でも扱いやすい。化粧室でさっと取り出して使っても、周囲に香りが広がることはなく、静かな場でも気にせずリタッチ可能。ポーチの中でかさばらず、枚数も十分なので、頻繁に使う人でも補充の手間は少ないと感じた。
メンズの皮脂が多い肌にも、超オイリー用は相性がよく、テカりやすい額や鼻筋が落ち着く。ビジネスシーンで、照明に当たると額が光ってしまう人は、会議前に一度押さえるだけで印象がクリーンになる。逆に乾きやすい人は、うるピタ肌で頬の粉浮きを収めると、表情の柔らかさが戻る。
スポット使いの工夫として、さらマット肌持続シートを眉間、鼻横、小鼻のカーブに沿って半分に折り、エッジまで密着させると、崩れのラインがなだらかに消える。広めに使うなら、先にうるピタ肌で頬全体を均してから、テカるポイントに超オイリー用を部分的に重ねると、艶とマットが共存する仕上がりになる。
仕事終わりのくすみが気になる日は、うるピタ肌でトーンを整えた上で、さらマット肌持続シートを鼻先に当てると、写真写りが良くなる。夕方の予定前に短時間で印象を立て直せるのは、シートタイプならでは。パウダーを持ち歩かずとも、メイク直しの幅が広がる。
敏感に見えやすい小鼻の赤みは、皮脂と崩れが重なると強調されがちだが、超オイリー用でテカりをカットしてから、指で軽く叩いてなじませると、赤みの目立ちがやわらぐ。仕上げに手持ちのコンシーラーを少量のせると、持続がさらに伸びる。
総じて、日中の崩れ対策としては、さらマット肌持続シートが万能寄り。自然なマットで、粉浮きしやすい肌でも浮き上がらず、清潔感ある質感に整う。乾燥を避けたい日はうるピタ肌、皮脂が強い環境では超オイリー用、といった切り替えで、シーンや季節に柔軟に対応できる。
触ったときの違いは、さらマット肌持続シートが軽いドライタッチ、うるピタ肌が柔らかいしっとり感、超オイリー用がキュッとしたサラつき。鏡で見た時の印象は、さらマット肌持続シートは均一、うるピタ肌は艶やか、超オイリー用は引き締まったマット。仕上がりの方向性が明確なので、迷わず選べる。
メイクのレイヤーとの相性も重要。リキッドファンデ+ルースパウダーなら、さらマット肌持続シートで過不足なく整い、クッションファンデなら、うるピタ肌で艶をキープしつつ崩れをロック。皮脂に強いマットファンデには、超オイリー用でさらにテカり耐性を上げると盤石になる。
朝の仕込みがうまくいかなかった日でも、昼にシートを使うことで質感が立て直せる。さらマット肌持続シートは、仕事中の合間に使っても違和感が出にくく、うるピタ肌は会食前に頬を整えると写真映えする。超オイリー用は、屋外イベントで汗・皮脂が気になる時に安心感が違う。
使い切りやすさは、30枚入りのさらマット肌持続シートが実用的。枚数に余裕があるため、ポイント使いを習慣化しても負担にならない。うるピタ肌は、頬中心の面使いで枚数の消費はやや早いが、乾燥シーズンに価値が高い。超オイリー用は、テカりが強い日だけ投入する運用にすると、効率よく活用できた。
最終的なおすすめは、まずさらマット肌持続シートを常備し、崩れ方に応じてうるピタ肌と超オイリー用を補助で使い分けるスタイル。質感のゴールが明確で、体感差がきちんとあるため、買ってからの満足度が高い。ポーチに入れておくと、メイク直しの自由度がぐっと広がり、日々の身だしなみがラクになる。
まとめ
一番良かったのはビオレ メイク持続シート さらマット肌(30枚)。朝の仕上げにTゾーンへぎゅっと押し当てると、皮脂だけがスッと抜けてファンデの毛穴落ちやテカリが静かに収まり、触れるとサラっとした薄いヴェールが乗ったように質感が均一化。無香料で使いやすく、シートのサイズ設計がちょうどよくて折り返しながら使うと新しい面が当たり続けるのも実用的。自分の肌ではメイクを落とさずに崩れだけ整える“直しの自由度”が高く、外出前や移動中でも失敗しない安定感がありました。次点はうるピタ肌(30枚)。目周り・口元の乾燥起因の粉浮きやシワヨレをやわらげる方向に効き、押し当てるほどにファンデが柔らかく密着を取り戻す感じで、時間が経っても表情の動きにフィット。しっとり寄りの使い心地が好きならこちらがハマるはず。ただ、夏場の皮脂が強い日には仕上がりがややツヤ寄りに傾くことがあり、テカリ対策一本で臨む日はさらマットのほうが安心でした。三番手はさらマット肌 <超オイリー肌用>(20枚)。吸収が一段深く、皮脂量の多い人の昼メイク崩れを鉄壁ガードする守備力が魅力。ただし自分の肌では抜き取りが強めに働く場面があり、頬など乾燥が出やすい箇所は使う場所を選ぶ印象。Tゾーン中心にピンポイントで使えば、マット感の持続はシリーズ随一。ベストチョイスは、汎用性・仕上がりのバランス・枚数コスパの総合点で「さらマット肌(30枚)」をおすすめ。皮脂崩れの日も乾燥気味の日も、顔のゾーンごとに圧を調整しやすく、日常の“落とさず整える”直しの基準を底上げしてくれます。
引用
https://www.kao-kirei.com/ja/item/khg/biore/4901301395627/
https://www.kao-kirei.com/ja/item/khg/biore/4901301405227/
https://www.kao-kirei.com/ja/item/khg/biore/4901301418388/
https://www.kao.co.jp/biore/lineup/p_facialsheet/
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